こんにちは、ロサンゼルス在住の気象予報士・太田絢子です。
私は2026年の夏に、アメリカで第二子を出産しました。
これまで【アメリカ出産記録】として、TOLACを検討して予定帝王切開を選ぶまで、手術当日、そして退院までをまとめてきました。

今回からは少し時間を巻き戻して、アメリカでの妊娠生活について書いていきたいと思います。
第一子は日本、第二子はアメリカ。
同じ「妊娠」でも、病院や医師の探し方から妊婦健診、検査まで、違うことがたくさんありました。
まず第1回は、アメリカで産婦人科の主治医を決めるまでです。
※以下は、あくまで私がロサンゼルスで妊娠・出産した際の体験です。医療機関や保険などによって仕組みは異なります。
出産したい病院は決まっていた。でも、先生はどうする?
私の場合、保険の都合上、出産する病院は最初から決まっていました。
そこで次に考えなければならなかったのが、「主治医をどうするのか」ということ。
私が出産した病院はかなり規模が大きく、そこで出産を担当する産科医も、それぞれ別のクリニックやオフィスを拠点にしていました。
そのため、病院の産婦人科に電話して予約を取るのではなく、まずその病院で出産を扱っている産科医を探し、それぞれの医師のオフィスに直接連絡して予約を取るという流れでした。
日本人の先生がいれば心強いな、とも思いましたが、産科に限らず、私の周辺では日本人医師の話を聞いたことがありません。
そのため、最初から英語で妊婦健診を受けるつもりでいました。
まずは知人に「良い産科医、知らない?」
とはいえ、産科医の名前を見ても、誰が良いのかなんてまったく分かりません。
そこで、自分や夫の知人に、「良い産科医を知らない?」と聞いてみるところから始めました。
この先生よかったよ、と教えていただいた先生に連絡をとったところ、ここで予想外の話が出てきました。
3,800ドルの「コンシェルジュ料」!?
私が最初に問い合わせた産科医のオフィスでは、通常の診療とは別に「コンシェルジュプログラム」が用意されていました。
資料によると、妊娠期間中の一括料金は3,800ドル(当時のレートで約60万円)。
プログラムには、緊急時の診療時間外を含む医師・スタッフへの直接連絡、緊急時の48時間以内の優先予約、妊娠から出産まで同じ医師による診療、各種書類や調整のサポートなどが含まれていました。
また、妊娠20週以降は、診断目的ではなく赤ちゃんの様子を見るためのエコー「ボンディング・エコー」を月4回まで追加で受けられるとのこと。
そのほか、産後のサポートや、条件を満たせば院内で採血を受けられるサービスなども含まれていました。
かなり手厚いサービスではありますが、私自身は「これに3,800ドルを払う必要があるかな……?」というのが正直なところ。
別の医師ですが、同じ病院で同様にコンシェルジュ料を支払った知人に話を聞いたところ、「ほかの医師でも十分だと思う」とのことだったので、こちらの産科医ではなく別の産科医を探すことにしました。
初診はまさかの妊娠14週
知人からの紹介だけで探すのも難しかったため、結局出産したい病院の窓口に直接連絡してみました。
すると、その病院で出産を扱っていて、なおかつ新規の患者を受け付けている産科医を何人か教えてもらうことができました。
その中から改めて連絡し、ようやく診てもらえる先生が決定。
「これでひと安心!」
……と言いたいところですが、なんと初診の予約が取れたのは、妊娠14週(妊娠4か月)だったのです。
第一子を日本で妊娠・出産した私にとって、妊娠14週まで産婦人科の診察を受けないというのはかなり不安でした。
つわりに加えて頭痛もひどく、寝たきりになることも多くありました。
それでも、お腹に本当に赤ちゃんがいるのかまだ確認できていなかったので、夫以外の誰にも妊娠のことを話せず、とても孤独な妊娠初期だったことを覚えています。
それでも、またイチから産科医を探すのはかなり骨が折れるので、妊娠14週まで待つことにしました。
結果的に、この先生でよかった
妊娠14週になり、ようやく初めて、最終的に出産まで診てもらうことになる先生の診察を受けました。
結果的には、この先生にお願いして本当によかったと思っています。
妊娠中のさまざまな相談はもちろん、出産方法について迷ったときにも、私自身がどうしたいのかを尊重しながら一緒に考えてくれました。
最初は、「アメリカでどうやって産科医を探せばいいの?」というところから始まった第二子の妊娠。
主治医が決まるまでに思った以上に時間がかかりましたが、最終的には信頼できる先生に出会い、そのまま出産まで診てもらうことができました。
次回は、妊娠14週の初診から出産まで、どのくらいの頻度で妊婦健診があり、どんな検査を受けたのかを時系列でまとめたいと思います。


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