子連れカナダ旅行ブログ|トロント&ナイアガラ3泊4日モデルコース【ナイアガラ編】

ナイアガラのカナダ滝と霧の中を進むクルーズ船を背景にした「子連れトナイアガラ旅行モデルコース【ナイアガラ編】」のサムネイル画像

こんにちは! ロサンゼルス在住の気象予報士・太田絢子です!

今回は、3泊4日で巡ったトロント&ナイアガラ旅行についてご紹介しています。

この記事は【後編:ナイアガラ編】です。

子連れで楽しめるスポットや、実際に感じた注意点などをまとめましたので、これから旅行を予定されている方はぜひ参考にしてみてください。

\ 前編はこちらから /
👉 【子連れトロント旅行モデルコース(トロント編)】

目次

3日目:いよいよナイアガラへ

ナイアガラの滝の全体風景。カタラクタ(瀑布雲)も見られる。
滝で発生するカタラクタ/瀑布雲(ばくふぐも)

メガバス(megabus)で移動

トロントからナイアガラへ移動するのには様々な手段がありますが、私たちはmegabusを利用しました

3席の予約でCAD$68ほど。時間帯によっても値段が変わります。

バスターミナルはとてもきれいですが、とにかく広くたくさんのレーンがありますので、前日に一度下見しておくか、時間には十分余裕をもって到着されることをオススメします

乗車するのはAM7:30発、9:05着の便。

ホテルは朝食付きだったのですが、早く出発する旨を相談したらテイクアウト用に詰めてもらえましたので、それを受け取って7時にホテルを出発。

徒歩10分ほどでバスターミナルに到着し、1階のカフェでコーヒーや娘用のミルクをテイクアウト。




バスもとてもきれいでしたが、日本のバスのように、座席にドリンクホルダーはありませんでした…。

なので、カフェで飲み物をテイクアウトする際は、このようなトレイを利用すると便利です。

ナイアガラの滝へ移動するのに、メガバスに乗る時に便利なドリンクトレイ

予定通り9:05頃にナイアガラのバスターミナルに到着!

ただ、ここからもタクシーかUberに乗り換えないと、ナイアガラの滝近くまで行くことは難しいです。

バスターミナルの前に2台ほどタクシーが停まっていましたが、値段があらかじめわかるのが便利なので、私たちはUberを呼んでホテルへ向かいました。

ホテルへ向かうまでの道でナイアガラの滝が見えて、一気に気分が上がります!

まずはテーブルロック(Table Rock)へ

テーブルロックから間近に眺めるナイアガラの滝(カナダ滝)
手が届きそうなほど近い!テーブルロックから望むナイアガラの滝は大迫力。

ホテルへ荷物を置いたら、いよいよナイアガラへ向かいます!

私たちの宿泊したヒルトンナイアガラフォールズ(Hilton Niagara Falls)から、見どころの一つであるテーブルロックまでは歩いて20分ほど

目の前に広がるナイアガラの滝に興奮しながら進むので、道のりは全く遠く感じられなかったです。

テーブルロックにたどり着くまでにも十分滝は堪能できるので、テーブルロックまで行かなくてもいいのでは…なんて思ったりもしました。

しかし、滝を真横から眺めると、迫力が全然違います! ぜひ奥まで進んでくださいね。

ジャーニービハインドザフォールズ(Journey Behind The Falls)へ

ナイアガラの滝を裏側から見上げる水の流れと岩壁

テーブルロックのすぐ隣にあるアクティビティが、Journey Behind The Falls。

ベビーカーは屋内のベビーカー置き場に置いて、エレベーターを下って滝の裏側に向かいます。




一つ目の見どころは展望デッキ(Lower Observation Deck)

滝のすぐ隣にある展望台で、轟音と水しぶきを間近で感じられます。

ポンチョは配られますが、顔や手足などポンチョから出ているところはずぶぬれになります(私は眉毛がなくなりました…)。

ポンチョは子ども用もあるものの、3歳の娘には大きく引きずってしまうくらいだったので、下の方をしばってなんとかしのぎました。

ポンチョを着て滝の裏側を体験する3歳の子ども

また晴れた日には、展望デッキから虹が見られることがあります!

太陽が西にある、午後の方が見えやすいです。

そして、もう一つの見どころは滝の裏側へ続くトンネル

約130年以上前に掘られたトンネルを歩いていき、ものすごい勢いで落ちる水のカーテンを真後ろから眺めることができます。

こちらも滝の壮大さ、水量の多さを実感することができる貴重な体験です。

ランチはテーブルロックウェルカムセンター(Table Rock Welcome Center)で

Journey Behind The Fallsのあとは、テーブルロックウェルカムセンターで昼食をとります。

カフェ、ハンバーガー、お寿司などがそろっていました。

トロントの物価はLAより安いと感じましたが、ナイアガラの滝はLAと同じくらいという印象でした。

大体カフェのサンドイッチやハンバーガーとフライのセット、寿司一パックがCAD$20ほどでした。

時間と体力に余裕があれば、クリフトンヒルまで移動すると、選択肢がもっと増えそうです。

クリフトンヒルへ

ナイアガラの観光名所・クリフトンヒルにある大観覧車「ナイアガラ・スカイホイール」
ナイアガラの街中にある大観覧車(Niagara Sky Wheel)。

娘が、ずっと遠くから見える観覧車に乗りたい!と言っていたので、ここでクリフトンヒルへ向かうことにします。

テーブルロックから歩いて25分ほど。WEGOという周遊バスもあります。

一気ににぎやかな雰囲気になり、カジノやゲームセンター、飲食店などが立ち並びます。

ナイアガラの観光通り「クリフトンヒル」のネオン看板とにぎわう街並み

私と娘が観覧車に乗っている間、夫は一人でビアホールへ笑。

観覧車は3歳以下無料、大人はCAD$15でした。

クリフトンヒルの観覧車から望むナイアガラの滝と周辺の景色
高い位置から眺めるナイアガラの滝はまた格別。

観覧車からもばっちり滝が見えます! しかも日本の観覧車とは違い5周もしてくれたので、大満足でした!

その後はまたまた娘の要望により、ゲームセンターにも立ち寄ることに。

一回〇円ではなく、先にまとめてお金を払ってカードにチャージするシステムだったので、必然的に何個かプレイすることになりました。

クルーズへ

ナイアガラクルーズで赤いポンチョを着た3歳の子ども

続いてはメインイベントである、クルーズへ!

こちらでもポンチョが配られます。今回は3歳の娘にもちょうどよいサイズでした。

日曜日の昼過ぎに行きましたがそこまで混雑はなく、比較的スムーズに乗れました


最初の方は景色を楽しんでいたのですが、滝に近づくにつれ視界が悪くなり、嵐の中にいるような感覚に。

Journey Behind The Fallsよりも、しっかり濡れました。

3歳の娘は船につかまっているのがやっとで、少々過酷だったようです…。

夕食はホテル、花火もホテルから

ナイアガラ・ヒルトンホテル内のレストランで提供されるシュラスコ料理
ブラジリアンスタイルのシュラスコを楽しめるレストラン

クルーズ後娘は寝てしまったので、スタバで大人も一休み。

その後は歩いてホテルへ戻り、夕食もホテルで済ませました。

Brasa Brazilian Steakhouseというシュラスコが食べられるレストランで、シュラスコ以外はビュッフェスタイル

3歳の娘は無料で、大人二人、チップ込みでCAD$200ほどでした。

シュラスコはもちろん、総菜は豊富でお寿司(カリフォルニアロール)もあり、こちらも大満足でした。

午後10時からナイアガラの滝周辺で花火が始まるので、部屋から鑑賞。

ホテルの客室から見下ろすナイアガラの滝と夜空に上がる花火

花火やライトアップが部屋から見られるのは、子連れにはありがたいです。

その後夫は一人で外に出て、ライトアップされたナイアガラを楽しんだようです。

色とりどりにライトアップされたナイアガラの滝(夜景)

4日目:アメリカ側から滝を鑑賞

レインボーブリッジの歩道上にあるカナダとアメリカの国境線表示
歩いて国境越え!カナダとアメリカの境目に立つ、ちょっと特別な体験。

レインボーブリッジを渡りアメリカ側へ

最終日はアメリカ側から滝を堪能することにします。

まず、朝食はヒルトンの最上階にある、Watermark Fallsview Diningへ。

とてもまぶしかったですが、滝を見ながら朝食を食べられるのは嬉しいです。

値段も著しく高い、ということはなかったです。


腹ごしらえがすんだところで、レインボーブリッジを目指します。

ホテルから歩いておよそ30~40分です。

橋から見る滝も絶景!!!

途中、国境はここだよ~という看板がありますが、突然現れるので、普通に歩いていると見逃してしまいます笑。

橋を渡り終えたところで入国審査があり、パスポートを提示。

反対に、アメリカ側からカナダ側に戻るときは、カナダ側で入国審査があります。

いずれも難しいことは聞かれず、フレンドリーな審査官でした。

アメリカ側ナイアガラフォールズ州立公園の整備された遊歩道と自然風景

いよいよアメリカ側に渡ってみると…そこには緑豊かな景色と、カナダ側とはまた違った雰囲気が広がっていました。

アメリカ側は州立公園として整備されていることもあり、のどかで落ち着いた空気感。

まるでピクニックにぴったりな公園に来たような感覚になります。

滝はまだ先にあるのですが、それでも「ここまで来てよかった!」と素直に思いました

正直、カナダ側だけでも十分満足していたので、「アメリカ側まで行かなくてもいいかな…?」と一瞬迷ったのですが、頑張って橋を渡ってよかったです。




時間には少し余裕があったものの、夫が少し疲れていたので、橋を渡ってゴート島(Goat Island)へ行き、いったん休憩することにしました。

島内には、軽食スタンドやアイスクリーム店、ギフトショップなどが並んでいて、ちょっと一息つくにはぴったりのエリア。

アイスクリームは$5.50(アメリカドル)ほどと、観光地にしては良心的な価格でした!

その後は、島の先にあるテラピンポイント(Terrapin Point)まで歩いて、カナダ滝を間近で鑑賞しました。

ナイアガラのカナダ滝にかかる虹と轟音を上げて流れ落ちる水
よく見ると二重虹になっています。

ここにきて滝と虹のコラボレーションも見られました!(滝と虹を同時に見るコツは後述しますね)

その後はルナ島(LunaIsland)まで行ってアメリカ滝を鑑賞。ここでも虹と一緒に見られました!

ナイアガラのアメリカ滝にかかる虹と岩場に流れ落ちる水流

もう思い残すことはありません。

アメリカ側にも展望台や滝の洞窟といったアクティビティがありますが、私たちはカナダ側で満喫したので、アクティビティはやりませんでした。

また公園としてしっかり整備されているので、ベビーカーでも何の不自由もありませんでした。

ナイアガラの滝と虹を同時に見るコツ

そもそも虹は、太陽と反対側の空で雨が降る時に見られるので、位置関係としては目の前に滝(雨粒)、背中側に太陽があるときに見られます

太陽は東から昇り西に沈むため、主に西を向くことになるアメリカ側では朝~昼頃、主に東を向くことになるカナダ側では、昼過ぎ~夕方が見やすくなります

また、太陽高度が低い方が円に近い真ん丸な虹に出あいやすいです。

季節や見る場所によっても異なりますが、ざっくりこのような感じです。

計画を立てる上で、ぜひ参考になさってくださいね。

Uberで空港へ

帰り道、途中で再びスタバに立ち寄って休憩。

最後の最後まで、ナイアガラの滝を眺めていました。

何度見ても飽きることがなく、ずっと見ていたくなる景色でした

荷物はホテルに預けていたので、ピックアップしてそのままUberでトロント空港(YYZ)へ向かうことに

残念ながら、ナイアガラから空港までの直通バスはないようで、ユニオンステーションまで出て電車に乗り換える方法もありますが、子連れでの移動は大変なので、今回はUberを選びました。

所要時間は約1時間半、料金はCAD$150ドル前後だったと思います。

時間があれば行きたかった場所

ナイアガラは1泊2日で十分満足できましたが、時間があれば行きたかった場所はたくさんあります。

ナイアガラパークス発電所(Niagara Parks Power Station)

スカイロン・タワー(Skylon Tower)
 こちらも、入場料込みで展望台レストランが楽しめるそうです。

ホワイトウォーターウォーク(White Water Walk)

ちなみに、私たちは「ナイアガラクルーズ」や「Journey Behind the Falls」のチケットを当日購入しましたが、
複数の施設に行く予定がある方は、オンラインで事前にセットチケットを購入するとお得になる場合があります。

旅行計画のスタイルに合わせて、事前予約もぜひ検討してみてくださいね!

子連れナイアガラの注意点まとめ

①子どもの着替えは多めに

Journey Behind The Fallsやクルーズではカッパがもらえますが、顔や袖周り、足元はぬれます!

大人は着替えるほどではないですが、娘はやはり濡れているのが気持ち悪かったようで、2回とも着替えました。

また夏であれば、アクティビティ中は靴ではなくサンダルの方が良さそうです。

②スナックやパック牛乳は持参推奨

ナイアガラ周辺はやや物価が高いので、スナック類は可能なら多めに持参した方が良いなと感じました。

またトロントを含めて、子ども向けの小さなパック牛乳をあまり見かけず、アメリカで一般的な常温牛乳を持参すればよかったと後悔しました。

娘は決まったものしか食べないので、たんぱく源の補給にやや困りました。

③WEGOは使わなくても◎

ガイドブックを見ると、ナイアガラを巡る周遊バスWegoが紹介されています。

ただ我が家はあまり遠くまで行かなかったので、徒歩移動で十分でした(アメリカ側へ行った最終日の歩数は1万7千歩ほど!)。

ベビーカーを使用していると、畳むのがおっくうになるという側面もありましたが…。




トロントとナイアガラの滝、それぞれもう1泊ずつあればもっと周れたのかと思いますが、それでも十分満足できる旅になりました。

これから行かれる皆さんも、楽しめますように!

少しでもご参考になれば幸いです。

また、インスタグラム(@ayako_weather)では日々のアメリカ生活についても投稿しています。

よろしければこちらも覗いてみてくださいね!

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