【子連れナッシュビル】3泊4日モデルコース|魅力的な音楽の街&世界遺産マンモスケーブを楽しむ!

ナッシュビルのブロードウェイに並ぶカラフルなネオンサインとブログタイトル

こんにちは、ロサンゼルス在住の気象予報士・太田絢子です。

今回はカントリーミュージックの本場として知られる、テネシー州・ナッシュビルを旅してきました。

活気あふれるブロードウェイだけでなく、歴史、科学、そして豊かな自然が詰まった魅力的な街です。

さらに車で約90分の場所には、世界最大級の洞窟「マンモスケーブ国立公園」もあります。

この記事では、気象予報士でもある筆者が

・「ナッシュビルの天気の特徴」
・「実際に訪れた子連れスポット」
・「マンモスケーブの注意点」

を分かりやすくまとめました。

3泊4日の旅行計画を立てたい方、子連れで行ける場所を知りたい方に、ぜひ参考にしていただきたい内容です!

目次

ナッシュビル概要

ナッシュビルファーマーズマーケット

どんな街?

ナッシュビルはテネシー州に位置し、カントリーミュージックの聖地として世界中から観光客が訪れる都市です。

街の中心にはライブハウスが立ち並ぶ「ブロードウェイ」があり、昼夜を問わずカントリーミュージックが鳴り響き、活気に満ちています。

一方で、歴史的な博物館や大きな科学館もあり、音楽の枠を超えた文化的な側面も持ち合わせています

天気概要

ナッシュビルの気温と降水量
出典:WMOウェブサイト

ナッシュビルは日本と同様に四季がありますが、年間の気候には特徴があります。

旅行の計画前にぜひチェックしておきましょう!

・夏(6〜8月)
平均最高気温が30℃を超え、日本の東京の平年値よりもやや高い暑い日が続きます。
湿度も高いため、熱中症対策は必須です。

・冬(12〜2月)
平均最低気温は氷点下となり、東京の平年値(1月で約1.2℃)よりも低くなります。
1月を中心に雪が降ることもあります。

・降水量
一年の約3分の1は雨の降る日があります
雨天時でも楽しめる屋内施設を、あらかじめリサーチしておくと安心です。

ナッシュビル子連れスポット紹介

ブロードウェイ散策

ブロードウェイ通りにあるカントリーミュージシャンの銅像と背景のネオン街
カントリーミュージックの街らしい雰囲気を感じられる場所です。

ナッシュビルに来たら誰もが訪れるメインストリートです。

昼も夜も音楽であふれる通りでライブハウスが並びますが、通りを歩いているだけでも、流れてくる音楽や楽しい雰囲気に触れることができます。

お土産店もほかの街とは異なるラインナップで、見ているだけでワクワクしてしまいます。

カントリーミュージック殿堂博物館

カントリーミュージック殿堂博物館の外観と大きな看板の写真
近代的な建物が印象的なナッシュビル屈指の博物館。

カントリーミュージックの歴史と文化を学ぶことができる博物館です。

展示は大人向けの内容が多いですが、ボタンを押すと様々な音楽が流れるなど、子どもが楽しめる工夫もあります。

カントリーミュージック殿堂博物館のゴールドレコードが並ぶ壁一面の展示
壁一面に並ぶ圧巻のゴールドレコード。音楽の街ナッシュビルの歴史を一気に感じられるスポットです。

テイラー・スウィフト・エデュケーション・センター内はそこまで大きくはありませんが、コンサート衣装が飾ってあり、娘も興味津々でした。

カントリーミュージック博物館に展示されたテイラースイフトの衣装とギター
ツアーで使用された衣装やギターが間近で見られる人気エリア。

別のフロアにあるこちらのバスの中では音楽制作やワークショップなどが用意されており、3歳の娘もとっても楽しんでいましたよ。

カントリーミュージック博物館に展示されたテイラースイフトの大型ツアートラック
バスの中もたくさんアクティビティがあります。

テネシー州立博物館

州立博物館内にあるナッシュビルをテーマにした子ども向けプレイエリア
街並みや自然が描かれた楽しい遊び場。子どもがのびのび遊べる空間。

テネシー州の歴史を学ぶことができる博物館です。

観光客はあまり行かないかもしれませんが、Children’s Galleryが充実しており、幼児がいるご家庭には特におすすめです。

雨の日でもゆっくり過ごせる屋内施設であり、さらに無料で楽しめるのが大きな魅力です。

アドベンチャーサイエンスセンター

科学館内にある立体構造の大型アスレチック遊具
音や光の仕組みを体験しながら遊べる体験型スペース。

こちらはダイナミックな展示が多く、子どもたちの好奇心を刺激する仕掛けがいっぱいありました!

体験型のアクティビティが豊富で、

  • 宇宙
  • 気象
  • 恐竜
  • 化学
  • 人体

などのテーマが勢ぞろい。

アドベンチャーサイエンスセンターで行われる雲の種類を学べるクラウドハントの工作アクティビティ
十種雲形を綿で作るアクティビティもやっていました。

私が訪れたときは入場料:大人は$22・子どもは$18

休館日は火・水曜日なので、計画時に注意が必要です。

マンモスケーブ国立公園

マンモスケーブ国立公園の洞窟内を歩く参加者と巨大な岩壁
世界最大級の洞窟を歩く大迫力のツアー。自然が作り上げた景観に圧倒されます。

マンモスケーブ国立公園は、ナッシュビルから日帰り圏内にある、世界自然遺産です。

テネシー州ではなくケンタッキー州に位置していて、世界最長の洞窟として知られています。

これまでに確認されているだけでも長さ約600km以上もあり、現在も新たな通路が発見され続けているんです!

その圧倒的なスケールと地質学的価値、生態系の希少性が評価され、1981年に世界自然遺産に登録されました。

アメリカの南東部で数少ない国立公園のひとつとして、州内外から多くの観光客が訪れます。

1000万年以上かけて作られた地底世界で、今回ナッシュビルに行くには、絶対に訪れたかった場所の一つです!!

アクセス:Uberがなかなか捕まらかなかった!!

ナッシュビルからバスで行けないかとツアーを探したのですが、見つかりませんでした。

慣れない場所でレンタカーも不安がありましたので、私たち(3歳の娘と二人)はUberで移動することにしました

ナッシュビルのホテルからマンモスケーブまではすぐに見つかり、片道$130ほど。

しかし、帰ってくるのが大変でした…!!

マンモスケーブは、もちろん国立公園ですので、周囲にナッシュビルほど人がいません。

Uber・Lyftとも3回ほどチャレンジしましたが車が見つからず。

国立公園のスタッフの方に近くのタクシー会社の連絡先を教えてもらい電話しましたが、「ナッシュビルまでは遠くて行けない」とのこと……。

仕方なく、途中で乗り継ぐ前提で、ナッシュビルではなく中間地点くらいのところにUberの目的地を変更したら、すぐに見つかりました!

みんな片道90分もかけたくないですよね……。戻ってくるのが大変ですから。

しかし、これでは終わりませんでした!

予定通り中間地点で降ろしてもらい、次のナッシュビルまでのUberも手配。

こちらもすぐ見つかり、「やっとナッシュビルまで戻れる…」と思ったのですが、その男性ドライバーが着いた途端、「料金が安すぎて儲けがほとんどないから、別でお金がほしい」というではありませんか!!!

お金は私が決めているものではなく、事前に画面に表示されているはずなので、「なんでOKしてここまできたの???」と混乱する私。

そもそも距離が距離なので安い金額ではありませんし、直接のやりとりはトラブルの元。

「払えない」と言って帰ってもらいました。

「この時間返してーーー!!!」と心の中で叫びました。30分ほどはロスしたでしょうか…。

次に来たドライバーさんはとても紳士的で、かなり時間がかかりましたが、無事にナッシュビルまで戻ることができました。




Uberは事前に予約することもできますが、直前にキャンセルされたという体験談も何人か聞いたことがあったため、私は予約していませんでした。

しかしキャンセルされてもこちらに損はないので、念のため手配しておいた方がよかったのだと思います。

Uberで行かれる予定の方はご注意ください。

利便性やコストを考えると、レンタカーの利用も検討する価値があります。

どのコースにする?

マンモスケーブ国立公園の洞窟入口へ向かう公式ツアーバス
洞窟入口へはこのバスで移動。いよいよ冒険の始まり。

さて、マンモスケーブの中に入るにはツアーの事前申し込みが必要です。

公式サイトを見ると、12のコースがあり、所要時間や難易度が書かれています。

私はフローズンナイアガラを見たかったので、1時間15分・階段が98で済むFrozen Niagara Tour か、もう少しハードな2時間・階段700超えのDomes & Dripstones tour で迷いました

700の階段に怯えていましたが、ここまで来て1時間15分のコースで満足できるのか不安があり、えぃ!という気持ちでDomes & Dripstones tourにしました。

マンモスケーブ国立公園の洞窟内に広がる鍾乳石の景観
長い年月をかけて形成された鍾乳石が壮大な雰囲気を醸し出す。

結果、3歳の娘も薄暗い洞窟を進むのが楽しかったのか、予想以上に歩いてくれて2時間があっという間でした!

ほかの小さいお子さんがいるご家族と、ツアーの後ろの方を歩いてついていましたので、急かされることもほとんどありませんでした(もちろん列から離れすぎない程度に)。

洞窟内の美しい鍾乳石や石筍を拝むことができ、一生に一度の思い出もできて大満足です。

子連れマンモスケーブ注意点

実際にツアーに参加して感じた、洞窟探検を快適かつ安全に楽しむための重要な注意点です。

脱ぎ着しやすい服装が必須

  • 洞窟内は一年を通して12℃くらいに保たれています。
  • とはいってもたくさん歩くので、寒い!ということはありませんでした。
  • 薄手の長袖+パーカーでちょうどよかったです(訪れたのは9月上旬)。

荷物は極力少なく

  • ツアー中は階段の上り下りも多く、狭い所を通る箇所もあります。
  • 大きな荷物(リュックサックなど)は、車や公園のロッカーに置いておくのがおすすめです。身軽になることで、子どもを抱っこしたり、階段を安全に昇降したりしやすくなります。
  • ベビーカーは車に置いておくよう言われましたが、私たちはUberでしたので、事務所で預かってくれました。

レストラン・ショップは充実

マンモスケーブ国立公園のビジターセンターにあるギフトショップの写真
洞窟モチーフの雑貨やTシャツが並ぶ、お土産選びが楽しいショップ。

ツアーが終わったあとは、併設のカフェやショップでゆっくりしました。

スターバックスや軽食できるカフェもあり、アイスクリームなどもありました。

食事はそこまで多く持参しなくても、現地調達できると思います。

ショップも2か所あり、ここでしか買えないグッズも多くあり、見ているだけで楽しかったです!

国立公園の中では比較的コンパクトできれいな休憩スポットもありますので、子連れには探索しやすい場所だと感じました。

まとめ

ナッシュビルではブロードウェイの熱気に触れ、テイラー・スウィフトも関わった博物館で学び、科学館で思い切り学びながら遊ぶことができました。

そして、ナッシュビルから足を延ばして訪れたマンモスケーブ国立公園は、世界遺産の荘厳な自然を体験できる貴重な機会です。アクセスや洞窟内の気温など、事前に注意点をしっかり把握しておけば、思い出に残る冒険になること間違いなしです!

今回のブログが、少しでも旅行の計画を立てる際の参考になれば幸いです。

また、インスタグラム(@ayako_weather)では日々のアメリカ生活についても投稿しています

よろしければこちらも覗いてみてくださいね!

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