名古屋 5月としては観測史上1位の激しい雨

東海3県は5月26日(木)夜~27日(朝)にかけて、大雨となった所がありました。

予想と実況を振り返ってみます。

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気圧配置

朝鮮半島付近には、-21℃以下の寒気を伴う寒冷渦があって南東に進んでいます。寒冷渦前面には地上シアーラインが
日本海中部~西日本日本海側にのび、活発な雷雲があります。また、日本のはるか東にある高気圧の縁に沿って下層暖湿気が太平洋側を中心に流れ込んでいます。このため東海地方は大気の状態が非常に不安定になりました。

高解像度ナウキャスト

予想降水量と実況値

5月26日の午後3時49分、「大雨と雷及び突風に関する東海地方気象情報第1号」が発表されました。

発表された予想降水量は下表のとおりです。

1時間雨量24時間雨量
愛知30ミリ90ミリ
岐阜30ミリ120ミリ
三重40ミリ150ミリ
解析雨量

降水量が予想を上回った所もあり、名古屋・新城・一色・北勢では、5月としては観測史上最大となる1時間雨量を観測しました。

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