日本と全然違う!? 失敗しないアメリカでのプリスクールの選び方

私たち家族は娘が1歳11か月のときにロサンゼルスに引っ越しました。

日本では生後5か月から保育園に通わせていて、アメリカでも通わせるつもりでした。

しかし探し始めたのは良いものの、日本語での情報も少なく、一体何を基準に選べばよいのか全く分からない…!

ですので、今回はアメリカでのPreschool選びについてまとめました!

かなり地域差があると思いますが、少しでもご参考になれば幸いです。

目次

PreschoolにするかDaycareにするか

そもそも、アメリカで小学校入学前の子どもを保育施設に預けるときには、

「Preschool」と「Daycare」という選択肢が出てくると思います。

英語で「preschool daycare difference」と検索してもたくさん記事が出てくるので、

現地の人にとっても違いは何なのか、どちらに預けるのか、迷うポイントではあるようです。

一般的にDaycareの方が保育時間が長く、特定のカリキュラムはない。預かりは乳児から。

一方でPreschoolは保育時間がDaycareよりも相対的に短く、学びに重点を置く。預かりは2~5歳くらい。

としているサイトが多かったです。

ただ私たち家族の通える範囲ではあまりDaycareがなく、必然的にPreschoolの中から選んでいました。

日本語の園か現地の園か

現地の園にするか、日本語を使用する(日本人の先生がいる)園にするかも、

悩むもう一つのポイントではないでしょうか。

我が家の場合は夫の意向で現地の園一択でした。

アメリカに住むのは数年間の予定のため、できるだけ英語に触れさせたい、ということのようです。

逆に、数年で日本に戻ると英語はすぐに忘れてしまうため、それなら母国語の日本語をしっかりと定着させたいと、

日本語の園を選ぶ親御さんもいます。

住んでみて想像と違ったのは、バイリンガル育児は想像以上に難しいということ。

どれくらいアメリカに住むのか、どのくらいレベルのバイリンガルにしたいのかも踏まえて

選択されるのが良いかと思います。

Preschoolの探し方

頼りになるのはやはりGoogle Map。

「Preschool」または「Daycare」と検索して、いくつかピックアップします。

また、「〇〇(地域名) best preschool」と検索すると、いくつかのサイトがヒットします。

ランキング上位のところが良い!というよりは、
通える範囲で見落としている園がないか確認のため使用していました。

また、PublicのPreschoolもありますが、私の地域では3歳からで、Publicでも月$1,200ほどかかります。

最初はPrivateのPreschoolに通って、3歳になったら変えるご家庭も多くあります。

日本語の園は、在ロサンゼルス総領事館のサイトにもまとめられています。

上記の方法で調べ、通えそうなところ、気になったところを夫婦とも編集できるようNotionにまとめていました。

リストにあがったのは8個で、コンタクトを取ったのは6か所ほど。

反応としては、

・問い合わせしても返信なし(どうやら人気の園で満員だった模様)(1か所)

・返信があるが、満員。同じ園のほかの支店を勧められる(2か所)

・返信があり、見学を受け付けてくれる(3か所)

やはりホームページなどを見て良さそうだな、というところは満員の確率が高かったです…。

問い合わせは渡米1か月ほど前から行い、見学は渡米後でスケジューリングしました。

いつから探し始める?

日本の保育園探しと同じで、人気の園は前年度の募集の時点で定員に達し、

年度の途中入園の枠がないところもあるのですよね。

アメリカは多くが8月下旬から9月上旬に新学年がスタートするので、

園によっては前年の秋ぐらいに募集を一斉にかけるところもあります(早い!)。

私たちが渡米したのは10月下旬で、すぐに入ろうと思うと、人気の園はタイミング的に難しかったです

(新学年が始まるまで10カ月ほど待たなくてはいけない)。

お子さんの年齢や渡米するタイミングにもよりますが、

渡米が決まったら、すぐに探し始めるに越したことはないです。

渡米後は、アポイントメントがとれた3つのPreschoolの見学に行きました。

Preschool選びのポイント

分かりやすいよう、3つの園を項目ごとに比較してみました。

※3つともhalf-dayかfull-dayかは選択制。料金はfull-dayです。

ABC
授業料/月$2,300$2,500$1,500
保育時間9:00~14:008:30~14:308:30~15:30
距離徒歩5分徒歩15分車で10分
昼寝なしありあり
ランチ持参あり持参
おやつあり・オーガニックあり・オーガニック・
ノンシュガー
持参
制服なしありあり
警備員ありありなし
庭園ありありなし(敷地内の砂場や
小さい滑り台のみ)
入園可能時期すぐ可(2歳から受入)すぐ可(1歳半から受入)3か月後
夏休み3か月数週間数週間
宗教XXY
3つのPreschoolの比較表

こうして見比べると、当然ですが全てを叶えてくれるPreschoolはないのですよね。

それにしても、アメリカのPreschoolは高い…!

アメリカ、全然子育てしやすくないじゃん、と思いました

日本の保育園でも高いと思っていましたが、アメリカは想像以上でした。

警備員の有無はアメリカならではでしょうか。

A・Bとも入り口に警備員が配置されていました。

見学に行ったときは当然その方と一番最初に接するわけですが、

笑顔で握手してくれるものの、腰には拳銃があるので「ひぇぇぇ!」と内心叫びました。

この方の気がおかしくなったらどうなるの?
スパイとか潜り込んでないよね?(何の)

などと不安になりましたが、

こんなこといちいち気にしていたらアメリカでは暮らしていけない…と

腹を括るきっかけにもなりましたね。

また、様々な人種の人が暮らすアメリカにおいては、宗教も様々です。

園によっては両親または片親がその宗派でないと入れないところもあるようですが、

ホームページや建物の外観をみれば、ある程度察しはつくかと思います。

私は日本でほとんど車を運転したことがなく、

アメリカで運転するにしても時間がかかることが想像できたこと

渡米したばかりで治安も不安があったので、警備員のいないCの園は現実的ではありませんでした

私としてはランチもおやつも提供してくれるBが魅力的でしたが、夫に、差額ほどの価値があるの?と言われて…

感覚がおかしくなってきますが、月に$200の差額があると日本円で3万円近い差になりますからね…。

先生はどこもフレンドリーであまり差はないように感じましたが、

夫としては、保育に関する学位を取得している園長先生がいるAが、より魅力的に映ったようです。

たくさん悩みましたが、私たちはAのPreschoolにすることに決めました

結局家から一番近く、セキュリティもしっかりしていて、大きなマイナスポイントもなかったためです。

通い始めたころの娘(右)とお友達

これでやっと一段落つけるかと思いきや、アメリカならではの慣らし保育がこれまた大変でしたので、

次の記事でまとめたいと思います!

ご質問などあればお気軽にお寄せください。

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